四六判、並製本、304頁、定価1,400円+税
ISBN 978-4-907965-04-4
2015年7月15日刊
全国学校図書館協議会選定図書
大阪から北海道のとある田舎町に引っ越した「ぼく」は、在日コリアンだった。
好奇と差別に傷つき悩みながらもたくましく向き合う少年と家族の物語。
北海道のとある田舎町に引っ越すことになった在日コリアンの一家。その長男である「ぼく」を中心に、私たちの社会に巣食う「差別」の罪深さをコメディタッチで描くアンチヘイトエンターテイメント。笑いあり、涙あり、そして懐かしさが満載です。
【著者】木下 繁
1967年、北海道生まれ。神奈川県在住。
スポーツ新聞記者を経て、アルファポリスファンタジー小説大賞を受賞した『アニマルゲッター』(アルファポリス)で作家デビュー。 その後、『ハリィにおまかせ』(講談社青い鳥文庫)、『Dr.デュオ』(講談社週刊少年マガジン)原案担当をはじめ、自動車関連サイトやスポーツ紙など、幅広いメディアで執筆している。